2023/11/02
インターン
10月18日、太田高校の1年生2名がインターンに来てくれました。
今回は1日の短いインターンシップのため、社員へのインタビューやVRによる空間体験を中心に、弊社について、また建築について、学生さんに興味を深めてもらえるような内容でのインターンシップとなりました。
VRによる空間体験の様子
会社や設計、進路についてのお話やインタビューの様子
代表へのインタビューの様子
代表からのお話の中では建築のみならず、現在の日本について、
また群馬の中小企業の可能性について等様々語られたようです。
以下、代表 小林のコメントです。
『太田高校より嬉しい訪問』
企業訪問と称し学生二名が来ました。
1日だけだったので通常のインターンシッププログラムを
切り貼りしての内容で受け入れました。
わたしは1時間程しかお話しできませんでしたが
この若き二人の学生から
『ぐんまのポテンシャルは結構高い』
『中小企業はもっとPRして活躍して欲しい』
等々につい語られました。
とても嬉しくそして励まされましたよ(嬉)
また二人は
『学校の歴史はつまらないが本当の歴史はとても面白いし日本がとてもいい国に思えます。』
『沢山ある日本の希望をもっとニュースで報道した方がいいと思ってます』と語ってもくれました。
「その通り!!」と三人で盛り上がりながら
『嬉しい、教育にメディアに毒されていない学生達がいる』と
日本の希望を感じました。
2023/10/04
その他
この日のランチミーティングでは、ライスペーパー餃子を作り、社員みんなで頂きました。
餃子の皮の代わりにライスペーパーで具材を包んだ、新感覚モチモチ餃子で社員からもとても好評でした。
皆様もぜひ試してみてはいかがでしょうか?
2023/07/28
研修
7月28日、社員で東京に視察に行って参りました。
〇産業遺産情報センターの見学を通して
ペリーの黒船来航から始まった造船、製鉄や石炭産業の歴史を順を追って学びながら、日本の産業革命について考える構成となっていたのでとても分かりやすく、知識の浅い人でもスッと頭に入ってきて、興味をひかれるような印象を持ちました。また、ただ日本産業の歴史について語り並べただけではなくて、日本産業の発展にかかわった人物のどんな思いと行動があって今に至っているのかについて知ることができたのが大きな学びでしたし、この施設の大きな特徴でもあるなと感じました。
その中で印象的だったのは、2人の人物でした。
まず、檀琢磨という人物は、「石炭が尽きても地元の人が生活できるように。築港をすれば100年の基礎になる」と述べ、100年を見据えた事業として三池港を作りました。実際に1908年に完成した三池港が100年経った今でも稼働していることに感銘を受けました。
次に長州ファイブの一人として伊藤博文らとともにイギリスに渡り西洋の文明を学んだ、山尾庸三という人物は「たとえ今は工業がなくても、人を育てればきっとその人達が工業を興すはずだ。」と東京大学工学部の前身である工部大学校を設立しています。
当時の人々が未来を見据えて工業を始めたからこそ今の日本があるのだと深く感じる機会となりました。
また最後に軍艦島に実際に住んでいた方のお話を聞く機会がありましたが、教科書では知ることができない、住んでいた方にしかわからないお話を聞けたことが感慨深かったです。例えば「島の人の住むビルとビルの間には通路がかけられていて、雨が降っても学校まで濡れずに行くことができる」とか「広場が海に面しているから、ボール遊びをしているとボールが海に飛んで行ってしまうことがあって、それを泳いで取りに行くことがよくあった」など教科書やインターネットの情報では知り得ない、本当の軍艦島の姿を少しだけですが感じられたような気がしました。また、それを楽しそうに話している姿を見ると、軍艦島は、私の持っていた厳しいイメージとは異なる、楽しい場所であったのかなと感じました。
〇東京カテドラル聖マリア大聖堂の見学を通して
今回初めてこの教会を見させていただきましたが、圧倒されました。光を反射し照り輝いている外観とは対照的に、内観はしっとりと落ち着いた雰囲気で心が休まるのを感じました。上から十字架の形に差す光も気持ちよく、時間の許す限りずっとそこにいたいと感じるほどでした。
〇東京日仏学院の見学を通して
至る所に日本の学校とは違う部分があり、見ているだけでとても楽しい気分になりました。例えば、形は日本の教室でもよく見られるような木の椅子でも、パイプ部分が青く塗られていたり、廊下の窓がステンドグラスになっていたり、部屋のサインに可愛らしいピクトグラムが使われていたり、自然に囲まれた木のテラスがあったりして、フランスの学校や建築はこんな感じなのかなとフランスの文化についても興味を持つきっかけとなりました。
私はテラスを囲むように建てられた分棟の教室にとても惹かれました。すべての教室が外部に面しており、教室間を移動する際には自然を肌で感じられ、教室内ではぼんやりと緑を感じられる、そんな空間で授業が受けられたらとても気持ち良いだろうなと思いました。上階に行くにつれ、外部に開かれていくような教室の配置も、所々、階段によってもたらされている緩やかな高低差も、上階と下階のスラブ位置のズレにより生まれた抜けもすべてが気持ちよくて、縦方向の空間利用の秀逸さに非常に感銘を受けました。
パイプの青い机・椅子
廊下にステンドグラス
ステンドグラスが映し出す光
可愛らしいピクトグラムの使われたサイン
テラスとそれを囲む教室棟